自閉症スペクトラムっ子ママのゆるっと育児

自閉症スペクトラムの娘を持つ母の幸せ、困難、成長をありのままに綴ります。

我が子が自閉症で良かったこと

こんばんは

 

台風被害が長引いており、非常に心配です。

被災地の方が早く安心した暮らしに戻れるようになって欲しいと祈っております。

 

さてさて。

 

本日は「我が子が自閉症で良かったこと」について書こうと思います。

自閉症で困ったことは掃いて捨てるほど出てくるので、前向きなテーマでいってみます。

 

・「今」この瞬間だけではなく「就労」を見据えた育児をするようになった…先々を考えすぎるより、今この瞬間を全力で生きることは非常に重要だと思いますが、自閉症児の自立、自律は定型発達のお子さんと比べて難しい事は容易に予測ができます。

学力や運動能力ではなく「食べていく力」や「ヘルプを出せる人間」になることを重きを置いた育児にしようと長期的スパンで育児を捉えるようになれたことは自閉症育児の利点だと思っています。

 

・しつけの仕方が変わった…言葉だけではなかなかコミュニケーションが難しい自閉症児。物事を教えたい時、特にしつけや叱りたい時の声がけの仕方が変わりました。

自閉症児を叱っても「叱られた」という記憶だけが残りがちらしいです。

では子供の心に響くアプローチ方法は何かと考えた時に「◯◯はダメ」ではなく「◯◯をしよう、◯◯よりもそっちの方がかっこいいor素敵だよ」と内容としては「注意」なのですが、ポジティブ変換した声がけをするようになりました。(とはいえ母も人間!感情的になってしまう時も勿論あります)

因みにこの叱りたい時、物事を教えたい時に、母自身の怒りの感情が高まってきた時には、

私は娘に丁寧語で話すようにしています。

丁寧語で話す、伝えることによって一旦クールダウンする事ができる気がします。また、丁寧語の話し方のお手本になればともひっそりと願っていたりもします。

 

・「よそはよそ、うちはうち」と心から思える

…これはもう所謂「普通」にはなろうにもなれないのだからという諦めからの感情の変化でもあるのですが、もしも我が子が定型発達だったら、習い事や塾等で他のお子さんとの進度の差を比較してしまったかもしれないと思う時が時々あります。障害があってもなくても、人と 比較する必要はないですが、障害があるからこそより、我が子は我が子らしくと背伸びしないでいられるのかなと思っています。

しかし私の場合、これは心が安定している時限定で、ライフステージの変化の時には必ず心が少し乱れる項目であります。苦笑。

 

・部屋が片付く…物事を細分化するとわからなくなってしまう子が自閉症のお子さんは多いと思います。その為、少し前の流行り?のモノトーンテイストのお部屋等はお片付けが難しいかと思います。出来ることはただひとつ。

ざっくり片付け。

子供の混乱を小さくするためにざっくりと物の住所を決めて、必ずお片付けをさせる、見せる。結果的に診断前よりもお部屋が綺麗な気がします。整理収納アドバイザーの先生が書いた書籍が今は溢れていますが、自閉症児のお片付け、お部屋作りを検索するよりも、整理収納の本を読む方が早いと思います。

 

私が我が子が自閉症で良かった!と思う時は

このような点です。

 

皆さまはどんな時に自閉症で良かったと感じますか?

 

これからも悩みながらも楽しく自閉症育児をしていこうと思います。

 

動物オタクのインスタグラムもやっています

https://www.instagram.com/amodemio_mio.s

 

ご覧頂きありがとうございました